更新
人間を,それが自分自身であれ,他人であれ,単に手段としてではなく,常に目的として用いるように,行為せよ。(カント「実践理性批判」)
過剰な自己愛は自己の更新を阻み,適量な自己否定は自己の更新を促す栄養となる。
過剰な他者の否定は自己の更新を阻み,適量な他者への愛は自己の更新を促す栄養となる。
自己認識も,他者の認識も,すでに存在する自己愛を充たすだけのものであってはならない。
自己の更新を促すものでなければならない。
そして,適量な自己否定によって更新され続ける自己は,他者の自己をも育てる栄養になりうる,と信じる。
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実践理性批判 著者:カント,波多野 精一 |

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